相掛かり戦法の基本②です。
前回の続きです。(再掲します。)
後手は、角取りに歩を先に打ちました。
先手も角取りに歩を打ちました。
後手は角を先に取りました。
先手は「と金」を銀で取り返します。
先に角を手持ちにしたので、飛車取りに打ちます。
先手は「先に攻めたのに、なぜ攻められるの?」という感じでしょう。
飛車を引いて、後手は馬ができました。
ここで先手の手番です。
先手も角を取りました。
後手は、こわいようですが飛車で「と金」を取ります。
同飛車、同銀と進みました。
玉頭に馬ができている後手が優勢です。
飛車先を伸ばした先手が、角頭を守らずに攻めるのは無理なようです。
相掛かりの基本③に続きます。